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ちりめんビブラート改善日記 その1 [ビブラート]

さてさて。
せっかくちりめんビブラートを直そうと意気込んでいるのです。
どういうふうに変わっていくか、どういうふうに取り組んだらいいか、
せっかくブログも書いていることですし、記録に残してみようと思いました。


それに、たまーーにですが、このブログ、「ちりめんビブラート 直し方」とかで
検索されていたりするのですよ。。。
ちりめんビブラートで悩んでいる方っていっぱいいるのかもしれません。
そんな方たちと情報を共有できたらいいなーとかとも思いまして(*´σー`)エヘヘ


今日はチェロのレッスン。
相変わらずビブラートの特訓中で、「わかった!!」とひらめいたと思いきや、
いやー、やっぱりこんなんでいいのかなーと壁にぶつかったりと、なかなか
ビブラート習得も一筋縄に行かない。
というわけで、今日もビブラートを中心にみてもらうこととなった。


先生に「このビブラートであっているか不安なんです」と打ち明ける。
すると先生は「ビブラートの音、聞いてわからない?」


ここでもやはり聞かれました。
以前からビブラートがちりめんになっていると師匠から指摘を受ける時、
「自分の音を聞いてみたらわかる」と言われていたのですが、
先生からもやはり同じことを言われるわけです。


確かに。
まじめにビブラートの練習をしはじめてから、その音の違いがわかる
ようになってきました。
akishinhはビブラート習得までの第一過程として、次のことを認定したいと思います。


①ビブラートの音の違いがわかるようになる。
これが私にとってのスタート地点です。
自分で正しいビブラートが出せるようにならないと、ちりめんとの音の違いが
わかりませんでした。
例えば第4ポジションの人差し指しか正しいビブラートができなくてもいいのです。
どこかのポジションでなんらかの指で正しいビブラートができるようになると、
今まで出していたちりめんビブラートとの音の違いがとてもよくわかるようになりました。


正しい音がわかってくると、練習中にビブラートの練習をしているつもりが
いつのまにかちりめんに戻っていることもよくあって、自分の音を聴いて、
「あれ。今正しい手首の振りをしているはずなのに、音はちりめんの音だなー」と
思う時が出てくることがあるのがわかってきました。
正しい音がわかってきたからこそ、自分で気づく機会も増えてきたのではないかと
思うのです。


さて。
そうすると第二の壁にぶつかりました。
正しい手首の振りをしているはずなのに、どうして音はちりめんになるのだろう・・・。
正しい手首の振りを練習していって、だんだん振りに慣れてきて、調子よくなって
速く振ってみたりすると、そのうちちりめんの音になってきてしまうのです。
それで、思い当たったことがあって、今回のレッスンはその点を先生に聞いて
みたかったのです。


「先生ー。
 結局、ちりめんと正しいビブラートの違いは手首の振りに問題があったのではなく、
 指に力が入っているか、力が抜けているかの違いではないかと思うのですがー」


その通りでした。
指全体がガチガチに固くなってかかってしまうビブラートがちりめんビブラート。
指先の1点のみ力がかかって、あとは指の力を如何に抜くかが正しいビブラートの
かけ方のポイントでした。


akishinの第二過程として、下記のことを認定したいと思います。
②指の力を抜いてビブラートをかける。


さらにちりめんビブラートと正しいビブラートの違いを分解していくと、
「音を聞く」以外に正しいビブラートがかかっているか、まちがっているかの
判断基準がわかってきました。


・正しいビブラートはコントロールできる。
・ちりめんビブラートはコントロールできない。 
どうコントロールできないかというと、速くかかってしまったまま暴走してしまうのが
ちりめんビブラートの特徴です。


つまり、私がビブラートを練習していて、「あれ?これちりめんになっているかな?」と
迷ったら、そのままビブラートをゆっくりしてみることにしています。
ちりめんの場合はコントロールが効かないので、ゆっくりかけることができません。
ゆっくりかけられなかったら、それは正しいビブラートではないということです。


ここまで気づくのになんと10年の歳月をかけてしまった・・・(TдT)
先生、知っているならもっと早く教えてくれればいいのにーー。
でも、何事も自分で気づくこと、自発的に取り組むことが必要だということですね・・・。


さて、第二過程に気づいたものの、10年近くちりめんをしてきた癖というのは
なかなか抜けません。しかも腕の振り方は今までとほぼ同じだったということに
なりますから、気を抜くとすぐに指に力が入ってしまうのです。
この癖を抜くために、丁寧にビブラートを意識して練習をしているというわけなのです。


で。
まだ練習過程なのですが、自分でもちょっとした変化がわかってきました。


たとえば。
正しいビブラートができてくると、自分が出せる音色が増えるらしい。
正しいビブラートができてくると、自分の出す音に余韻が残るらしい。


今までかけてきたつもりのビブラート(もどき)は余韻が残りませんでした。
弓が終わればプツッと音も終わり・・・Σ(゚д゚lll)
この余韻がだんだん残ってきたことがわかると、弓を最後まで使って折り返して
みようとか、余韻が残っている間に移弦してみようとか、いろいろ演奏中に
試してみたいことが増えました。


そんなことを考えていくと、今とってもビブラートの練習が楽しいのです・・・。


で、いつものことですが、新しいことができるようになったり、上手になった
気分になっているときは、調子に乗って家族に感想を聞いてみることにしています。
もっぱら母さまと姉さまに。


「最近、私のチェロの音、どうぉ?」
(どうかなーとか訊いたって、まだビブラート練習してから2週間しか経ってないんだけど)


母:いい音出してるわよー。
  ヨーヨー・マみたいな音よー。


`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!
そんなわけないでしょーーー!!
ヨーヨー・マの音、間近で聞いたことないでしょーーっ(#・∀・)コラー!!
この感想はほっときましょー。


もう一回尋ねます。
「最近、私のチェロの音、どうかなぁ?」


母:本当に変わってきたわよー。 
  空気を包み込むような音みたい。


ホントっ!?(´∀`*)ウフフ


姉:うん。少なくとも今までの緊張しているような音ではなくなってきた。


むむむ。
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)
この2人。時々妙に核心を突いたことを言うのです。


そうなのです。
確かに今まではガチガチに力が入って緊張した指でビブラートをかけていたのですから、
緊張している音だったのかもしれません・・・。
練習方法を教えていたわけではないのに、「緊張している音ではなくなってきた」とは・・・。
むぅ。あっぱれじゃー。


ちなみにGW後に姉に「ビブラートどうぉ?」と聞いたときには、
「なんかキモチワルイ」と言われていたのでした・・・(;´д`)トホホ…
むぅ・・・。この感性もあっぱれだぁぁー。
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RandKig

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