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バッハ無伴奏と私 [チェロ]

さて。
最近チェロの練習の楽しみの1つに畏れ多くもバッハの無伴奏がある。


バッハの無伴奏を練習しはじめたのは、チェロを習って2年目。
鈴木メソードの何巻かに入っていた1番のメヌエットⅠ&Ⅱが導入口となり、
先生から無伴奏の楽譜を買ってくるようにとのご指示。
そこから無伴奏1番に移行したのである。


先生の方針はバッハの無伴奏1番を後ろから攻略。
メヌエットⅠ⇒メヌエットⅡ⇒ジーク、
サラバンドは抜かしてクーラント・・・
当時はここまでやった。。。
1年かかったんだか、2年かかったのだが覚えていないけれど、
2年目の私にはもうすごく辛くて辛くて仕方なかったのだ。


バッハは移弦もなんだか難しくて、ポジション移動もままならない
当時の私は、バッハ様をやめたくてやめたくて仕方なかった。
それで、当時同じようにバッハを弾いていた(先生はバッハがお好き)
同門の先輩が辛くてやめた話を聞き、私もバッハをやめたいと先生に進言。


先生、悲しそうなお顔をしていたなー・・・
先生に反旗を翻しちゃったからうまくならなかったのかなー・・・


しかししかし。
この後悔はその後も私につきまとう。
だって、やっぱりバッハの無伴奏、いつかは1番だけでもいいから
弾けるようになりたいではないか。


というわけで、2010年だったか、無伴奏に舞い戻る決意を。
先生に謝罪をし(?)、またメヌエットⅠからやり直しているわけなのだ。
相変わらず難しい・・・(つд⊂)エーン
でも、さすがに習い始めて10年の歳月のおかげか、少しは移弦もポジション移動も
なにくそーとくらいつくことはできるらしい。


発表会の曲とか入ってくると、いつのまに放ったらかしになって練習しなくなるのだが、
ここにきてようやくメヌエットⅠ⇒メヌエットⅡ⇒ジーク⇒サラバンド⇒クーラントまで練習中。
曲は進んでいるが一個もお○をもらっていないのだが、以前は抜かしたサラバンドを
練習していいよとお達しを頂いたときはどんなにうれしかったか。
それで今、クーラントを練習中。
当時「参った!」と言った曲である。
今回は練習中だけど、参っていない(;゚∀゚)=3ムッハー


ここまでくると、憧れのプレリュードが射程距離内に入ってきた!!
(と言っても、たぶん取り組むのはこのペースだと来年あたりか?)
以前からプレリュードの移弦は左手なしで遊びで練習していたのだけど、
少しだけつまみ食いしちゃおうかなーなんて、左手つきで練習してみたり。


うぉっ!
むずかしーーー(;´д`)トホホ…


でも、プレリュードが射程距離内に入ってきたことが、とにかく今はとても
練習の励み。


で、なんで今回急に無伴奏のことを書いているかというと、
昨日弦を張り替えて、まず弾きたかったのが、バッハのサラバンドなのである。
劣化した弦で弾いていて一番苦しかったのが、この曲だったからである。
新しい弦で弾けば、きっと少しは弾きやすくなるに違いない!!


たしかに・・・。
少し弾きやすくなりました・・・。
でも、当たり前ですけど、弦を張り替えただけで、うまくなるわけはないですね。。。( ̄- ̄) シーン…
もしやうまくなるんじゃないかと、どこかで期待していた私がバカでした・・・。
ハイ。地道に練習します・・・。


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