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ビブラートができた・・・ [ビブラート]

書こうかどうしようか迷ったけれど、一応このブログは記録帳なので
書くことにしようと思う。


今日、初めて自分のビブラートができてしまった。
なんと、自分がビブラートの音を出せたことに鳥肌が立ってしまった。。。
鳥肌が立ったのは、たぶん今朝が寒かったからではないと思うのだが。


きっかけは昨日のチェロのレッスンで先生にきいてきた親指のヒントと、
APAの室内楽の演奏会を観てきて、そこで上手なチェロを弾く方達の
ビブラートを観察していたら、ふと自分でも弾けそうな気分になってきた
のである。


もうどうにも弾けそうな気がして、今朝は少し早起きしてチェロを触ってみた。
いつもすぐにはビブラートはできない。
最近は念い入りに音階練習をして、ビブラートの練習をして、
腕や手の力の抜き方を身体に覚えこませてから曲を弾くのだ。
ショパンが終わった以降のビブラートの練習曲はLaFoi


LaFoiを弾き始めてからも数回はやっぱり今まで通りの違和感あり。
こうじゃない。もっと親指の力を抜くのだ、などと昨日観てきた演奏者の
ビブラートを思い出しながらチャレンジする。


すると。


できたのだ。
今まで聴いたこともない優しい音色。
この子はこんな優しい音を出すチェロだったのだ。


本当に驚いて、鳥肌が立ってしまったのだ。
ビブラートがかかっている音ってこれなのだ。


もしかしたら、今までも一音一音にはビブラートがかけられている時が
あったかもしれない。
でも一音一音ブツブツにかかっているビブラートと、全ての音にビブラートが
かかっている音とでは全然違うことを、今日私の耳は初めて知った。


調子に乗って、現在の課題曲、ベートーヴェンでもビブラートをかけてみた。
で・き・な・い( ̄- ̄) シーン…


どうも、まだビブラートを完全には克服できていないらしい。
でも、やっぱり、私。
近づいているのかもしれない。
ビブラートの克服に。


もう少しだ、頑張ろう。
そんな興奮冷めやらぬ朝だったのでした。


追記:
その後数日間練習してみましたが、また思うようにはできなくなりました・・・
先は長いかもーーー。 _| ̄|○ガックリ







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ちりめんビブラート改善日記 その5 [ビブラート]

さて、親指と上腕との関係性。


親指が突っ張ってしまうのは、私の場合特にA線とD線が顕著なのです。
さて、どうして親指が突っ張ってしまうかというと、akishinの場合、
親指の位置がきわめて外側で、親指を置く方向も大げさに言うのであれば、
ネックに対して90度に添えているような形です。


どうしてこうなってしまったのか考えると、おそらく1stポジションの形を取る
ために、指の間隔を均等に取ろうと努力した結果、人差し指~小指も
弦に対してほぼ直角に指を配置してしまっていたのです。
人差し指~小指が弦に対してほぼ直角ですから、自然と手の甲もネックに
対して直角、そこから伸びてる親指も直角みたいな感じです。
この直角な位置をキープするために親指をわざわざ突っ張らせて、
甲を直角に固定する支えにしていたというまぬけなお話でした。


さて、指が直角だとどうなるかというと、必然的に肘があがります。
肘があがるとどうなるかというと、肘の位置を高めにキープするために、
これまた必然的に上腕~肩にかけて力が入るという構造だということに
気が付いたのです。


1stポジションの指の配置の基本は、文章で上手く説明できるか
わかりませんが、手を縦(ななめ?)気味に、人差し指が軽く
一番伸びていて、順に中指~小指と伸びが短くなる感じで構えるのが
自然な形だと、昔聞いたことがあるかもしれないけれど、また教えられ
ました。
そういう指の配置にすると、もちろん親指も縦気味になります。
そうすると何も意識しなくても、自然に肘は降りていますし、当然
腕は手首下は何の力も入らないわけです。


つまり、私のちりめんビブラートを直す一番の近道は、1stポジションの
指の配置、構えを直すこと。ここがスタート位置だと、ようやく気が付きました。
ずいぶん遠回りしたような、それともここまでたどり着くのに、必要な
遠回りだったのか・・・。


さて、いずれ記事にしていくかもしれませんが、私は1stポジションの音程が
極めて悪いです。安定しません。それをビブラートを直しながら、一緒に
直していきたいと考えていて、こちらも少しずつ研究中でした。
その回答の一つに、私の親指の位置が変なんじゃないか・・・と漠然と
考えていたところだったのです。もしかしたら、この指の構え。
音程改善にも一役買いそうだと、ひそかに期待しています。


さて、この「指の配置、構えを直す」。
これが改善日記その4で提示した違和感①
「第1ポジションのビブラートってこれでいいの?」の、現段階の私が出した
改善方法です。これが直ってきたらどうなるか、また報告したいと思います。


改善日記その6の予告は、その4で示した違和感②③の原因についてです。
これもakishinとしてはかなり驚きの事実です。
え?!そんな落とし穴?みたいな・・・。乞うご期待!?




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ちりめんビブラート改善日記 その4 [ビブラート]

今日も引き続きビブラート改善練習。
今回は昨日の分解過程を細かく書いておこうと思います。
思いつきの中にヒントがあったりするので、お付き合いください。


さて、昨日の記事を見てまだビブラートを習得していなかったのかーと
お思いでしょう。
ハイ。この2ヶ月、大変自分のビブラートに違和感を感じておりました。
違和感ってこんな感じです。


①第1ポジションのビブラートってこれでいいの?
 形はだいぶ変わったけど、音はちりめんの時とあまりかわらない。
②緊張するとビブラートがかけられない。
③音階練習の時はうまくかかる時があるけど、曲を弾くとビブラートが
 かかっていないような気がする。


まず①を考えるために、第1ポジションのビブラートが苦手なら、他の
ポジションではどうなのか、考えてみることにします。


●まず、第4ポジション。
 第4ポジションは比較的に早く安定してできるようになっていました。
 小指もうまくかかるコツがわかり始めています。
 OK。下手な時もあるけど、ほぼほぼ合格。
 (ここでいう合格とは、このまま継続練習していいという意)
●第4ポジションより上のハイポジション。
 これはなかなかOK。引き続き努力すべし。
●第2ポジション。
 うーん。。。小指がねぇ。。。
●第1ポジション。
 (´ヘ`;)ウ、ウーム…、そうだねぇ・・・。


このハイポジションと第1、第2ポジションの違いは何かと考えると。
ハイポジションは親指を指板の上にあげているので、親指による
遮りがないようなのです。だとすれば、問題の1つは親指か。
そうなんです。
特にA線を弾くとき、親指はネックの裏でかなり突っ張っておりました。
そうかー。お前がいたか・・・。見えてなかったぞぉー(;´д`)トホホ…


で、親指のネックへの添え方は今後別の課題もあって、後でもう少し
検証するとして、それができたと仮定して次の課題。
親指を直しても、第1、第2は別の問題も混在していそうなのです。


では、第1、第2でビブラートをかけるとき、他に何を注意すれば良いのでしょう。
しばらく良い音を探すことにします。
はっきり言って、自分としてはもうすでに力はあまり入っていない状態だと
思っているんです。自分としては今まで最大限に力を抜く努力をしてきたと
思っているんです。でも、何か問題点があるはずです。
その問題点を探すのにやっぱり必要なのが最初ビブラート改善の第一歩で
始めた「自分の音を聴く」に立ち返ることでした。


まず、かけやすい人差し指あたりで、良い音を探します。
人差し指、中指あたりは、現在自分の中ではもっとも力を抜くことに
成功している指だからです。
はっきり言って、ちりめんの時と同じような音がかすかにします。
はっきり言って、これが違和感の原因でこの音色が好きになれないのです。
指の力を抜いたり、甲の力を抜くことを意識したり、腕はどうだろうか、
肩はどうだろうかとか、背中はどうだろうかとか、いろんな力の抜き加減を
試していくうちにハタっと欲しい音が聴こえてきます。
これは本当に不思議です。自分で音の違いがわかるのです。
これだ!という瞬間があります。そういうのが見つかるまで、姿勢を正して
みたりとか、とにかくいろんな方法を試します。


なにやら、ビブラートの音色は個性なんだそうですよ。
自分が、どの音が好きかということらしいです。
個性と言われてしまうと、気合が入ります。
ちりめんが個性で、その音が心地いいと思っているんだーと思われるなんて
困りますから。。。


この作業で、akishinの場合は腕が上がりすぎていて、腕を正常の位置に戻すと
自分の好きなビブラートが鳴ることがわかってきました。
そうか、腕が上がっているというのは上腕に力が入っていることだったんだと、
今まで漠然としていたものが、今回の特訓で確実にその関連性を認識したわけです。


そこまでわかった時点で、この「上腕があがってしまう=上腕に力が入る」のと、
先ほどの「親指」とにも関連性があることが、今日の練習でわかりました。
今日のakishinは大興奮です(;゚∀゚)=3ムッハー


というわけで、その上腕と親指の関連性については「改善日記その5」にて。
ちょっとまとまってなくて、とりとめもないのが難点です・・・。
読みにくくてごめんなさい。



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ちりめんビブラート改善日記 その3 [ビブラート]

先週無事(?)事故とともにショパンの演奏も終わり、
今週から11月の発表会に演奏する曲に取り組みたいと思います。


でも、その前にショパン演奏中はあまりビブラートの特訓時間が
取れなかったので、久しぶりに時間をかけて朝からビブラート改善の
特訓です。


さて、以前7月の七夕の会で、私はある発見をしました。
とてもビブラートが響く音を出しているN響のSさんを含める
4人の方のビブラートに注目していたのです。
その4人はあきらかにビブラートのかけ方が違いました。
そして明らかに腕と手の見た目も違いました。


その違いはなんだろうかと考えると「脱力」でした。
その4人の方の腕と手は、完全に脱力していました。
その「脱力」がビブラートの鍵になるかどうか、自信がなかったので、
今までビブラート改善日記に記すのを避けていましたが、それから
2ヶ月、脱力について確信してきたので、改善日記その3を更新です。


さて、今まで私が認定したことに「②指の力を抜く」と書きましたが、
指の力を抜き方が足りない気がすると、改善日記その2でも書いて
きました。しかし指の力を抜いただけでは、本物のビブラートは
かからないことがわかりました。


脱力しなくてはいけないのは全てでした。
私が今まで経験して、「ここにも力が入っていたのか!」と発見した
力が入ってしまっていた部位はこちら。はっきり言って全部です・・・。
①指
②指の関節
③手の甲
④手首
⑤前腕(手首からひじまで)
⑥上腕(肘から肩まで)
⑦肩
⑧もしかしたら肩甲骨も


書きやすいところから説明します。


肩:
これを指摘されたのは2月のチェロコングレスにさかのぼります。
同じ5パートの福島のMさんが、「ハイポジションのとき、左肩があがる
癖があるから直した方がいい」と教えてくださいました。
それがきっかけで写真を見たら、あがってるあがってる・・・。
弾いている最中、ふとした時に肩があがっているのを意識して、
下げるようにしました。これをしただけで、ハイポジションでの音が楽に
弾けるようになったのと、後々ハイポジションのビブラートがかけやすく
なりました。


しかし肩を下げた後も、肩に力が入ってしまっていることを認識する
時があります。それは上腕筋に力が入ってしまっているときではないかと
思っています。


上腕:
つい最近まで上腕に力が入っていることは認識できませんでした。
まだあまりうまく説明ができません。
ただ、腕が必要以上にあがってしまっているとき(肩があがって
いなくても腕はあがっているときがあります)、上腕には力が入って
います。
今日発見した方法では、腕が上がりすぎているなと思ったら、
或いは、ビブラートがかけにくいなと思ったら、一回左腕を弾いている
最中でも脇にくっつくまで下ろしてみてから、最構えをするようにして
みました。腕の深呼吸みたいな要領です。
スッと力が抜けて、途端にビブラートがかけやすくなります。
(もちろん他の部位に力がかかっているときは、腕を下ろしただけでは
改善しないのですけどね・・・汗)


前腕:
前腕というのかわかりませんが、手首から肘までです。
ここは指、指関節、甲の力が抜けると前腕も抜けるような気がします。
手が熊の手のように力が入ってしまっているとき、必ず前腕にも力が
入っているような気がするのです。
逆に前腕の筋力が張っている感じがするときは、指~甲のどこかで
力が入ってしまっていると見直す必要があります。


手首:
これはビブラートの腕の振り方の練習をしているうちに力は抜けて
いたのかもしれません。今はあまり意識していません。
ちりめんビブラートの時はたぶん手首は硬直していたのだと思います。


指、指の関節、手の甲:
第3、第4ポジションあたりではあまり問題がないのですが、
第2、第1とあがるにつれて、力が入っているような気がします。
まだ改善しきれていません。


以前、改善日記その2で下記のような記事を載せました。
>これも私の癖で、ポジション移動の時や、中指の次に小指で
>音をとる際など、一旦肘の方で力をためて準備して「エィッ!」と
>肘を上下に振って移動する癖があることを指摘されました。
>これも肘で準備するので、肘から手首にかけて余計な力が加わって
>しまい、ビブラートが妨害されてしまうことが判明。


結局、つまるところ、この問題も指の関節の力が抜けていないことを
発端にして発生している問題だと今は言えるような気がします。


もう一つ。「音が変わるときもビブラートをかけ続ける」
これを可能にするのも、指~関節~甲の力が抜けているかどうかが
キーワードになると思っています。


さて今のakishinにとって一番の課題部位は指の関節と上腕です。
そして、なんと指は指でも「親指」でした!
あぅー。ネックの下に隠れていて今まで気がつかなかったよー(涙)
その辺を次回の「改善日記その4」で書いてみたいと思います。


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ちりめんビブラート改善日記 その2 [ビブラート]

今日はチェロ行事、朝から3連チャン。
午前中はクレンゲル、午後はレッスン、夜はバッハのシャコンヌ。
ぜーぜーぜー。疲れました・・・。


さて。お悩みはやはりビブラート。
(ビブラート改善日記その1はこちら


今はショパンソナタの3楽章、ラルゴでビブラートをかける練習をしている
のですけど、ラルゴではだいぶかけられるようになった気がするものの、
他の曲ではイマイチうまくかけられていない気がします。


そう、何か違うんです。
手首の振りも音もビブラートになっているようで、でも何か違くて違和感があり、
自分が求めているものはこういうものではないはず・・・というのだけがわかります。


何が違和感を生み出しているのか、もう一度おさらいするためにも、
前回認定したことを書き出してみたいと思います。
①ビブラートの音の違いがわかるようになる。
②指の力を抜いてビブラートをかける。


これに加えて、その後の練習過程で得た3つめを下記のように認定したいと思います。
③ビブラートの速さをコントロールできる。
前回の「その1」でも触れましたが、ちりめんビブラートは指に力が入って
硬直しているので、速いビブラートのまま暴走してしまいます。
力が抜けてくると、ゆっくりのビブラートや速くて強いビブラートなど、
ビブラートの速さがコントロールできるようになるのです。
これは少しずつ速さがコントロールできるようになってきました。


こうして自分で認定したものを見直してみると、
今後の課題はおそらく②に認定した「指の力を抜いて」にまだ問題があるのと、
今後認定に加えていきたい「音が変わる瞬間もビブラートをかけ続ける」
できていないから、違和感があるのかなーと思うのです。


さて、そこでどこに問題があるのかみてもらうことにしました!
うーむ。さすがです。すぐにアドバイスを頂きました。


やはり指の力が抜き切れていないことを一目で指摘。
特に第1、第2ポジションあたりでの人差し指のビブラートがかけにくかったのですが、
私の癖で、人差し指のビブラートの際、薬指と小指を縮こめてしまっていたのです。
これによって余計な力が手全体に加わっていたのでした。
なるほどー。薬指と小指を自然に戻して、あくまで自然にダラーンとシマリのない
ゆるゆるの手でビブラートをかけると、確かに良い音がなるのです!


加えて人差し指でビブラートをかける際、ついつい親指を完全に離してしまう
癖もあるので、ネックに軽く添わせて練習してみること!というアドバイスも。


'`ィ (゚д゚)/ しばらくゆるゆるの手&親指を意識して練習していきたいと思います!


さて。
お次は「音が変わる時もビブラートをかけ続ける」ためのアドバイスかーと
思いきや、思わぬところに落とし穴。
これも私の癖で、ポジション移動の時や、中指の次に小指で音をとる際など、
一旦肘の方で力をためて準備して「エィッ!」と肘を上下に振って移動する癖
があることを指摘されました。
これも肘で準備するので、肘から手首にかけて余計な力が加わってしまい、
ビブラートが妨害されてしまうことが判明。


この癖は数年前にブラームスソナタ1番を練習するときも指摘されていた癖なの
ですけど、思わぬところでその弊害が・・・(;´д`)トホホ…
確かに肘を意識して余計な上下・横運動が加わらないように弾いてみると。
おぉぉぉ!音を変えるときもスムーズにビブラートがかけやすいかも!


でも、これを普段どうやって練習したらいいの?ってことになります。
それでその練習方法は、音階をビブラートをかけながら、開放弦を使わず
丁寧に練習していくという方法をとっていきましょーということになりました。
基本的で当たり前の練習のようですが、曲でビブラートを練習するより
確実に上達しそうです。


そう言えば、以前ビブラートの練習をするとき、先生が「音階でビブラートを
かけるのは難しいから・・・」と言っていたことを思い出しました。


あぁ。それにしても、もしや、もしや。
その難しい音階ビブラートを、腕を動かさずに弾けるよう、
マスターできたのならば、その先は、その先はひょっとして・・・
ビブラートの完成?!  ・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・(夢想中・・・)


次は少し良い報告ができるように、頑張りたいと思います!!!
タグ:ビブラート
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ちりめんビブラート改善日記 その1 [ビブラート]

さてさて。
せっかくちりめんビブラートを直そうと意気込んでいるのです。
どういうふうに変わっていくか、どういうふうに取り組んだらいいか、
せっかくブログも書いていることですし、記録に残してみようと思いました。


それに、たまーーにですが、このブログ、「ちりめんビブラート 直し方」とかで
検索されていたりするのですよ。。。
ちりめんビブラートで悩んでいる方っていっぱいいるのかもしれません。
そんな方たちと情報を共有できたらいいなーとかとも思いまして(*´σー`)エヘヘ


今日はチェロのレッスン。
相変わらずビブラートの特訓中で、「わかった!!」とひらめいたと思いきや、
いやー、やっぱりこんなんでいいのかなーと壁にぶつかったりと、なかなか
ビブラート習得も一筋縄に行かない。
というわけで、今日もビブラートを中心にみてもらうこととなった。


先生に「このビブラートであっているか不安なんです」と打ち明ける。
すると先生は「ビブラートの音、聞いてわからない?」


ここでもやはり聞かれました。
以前からビブラートがちりめんになっていると師匠から指摘を受ける時、
「自分の音を聞いてみたらわかる」と言われていたのですが、
先生からもやはり同じことを言われるわけです。


確かに。
まじめにビブラートの練習をしはじめてから、その音の違いがわかる
ようになってきました。
akishinhはビブラート習得までの第一過程として、次のことを認定したいと思います。


①ビブラートの音の違いがわかるようになる。
これが私にとってのスタート地点です。
自分で正しいビブラートが出せるようにならないと、ちりめんとの音の違いが
わかりませんでした。
例えば第4ポジションの人差し指しか正しいビブラートができなくてもいいのです。
どこかのポジションでなんらかの指で正しいビブラートができるようになると、
今まで出していたちりめんビブラートとの音の違いがとてもよくわかるようになりました。


正しい音がわかってくると、練習中にビブラートの練習をしているつもりが
いつのまにかちりめんに戻っていることもよくあって、自分の音を聴いて、
「あれ。今正しい手首の振りをしているはずなのに、音はちりめんの音だなー」と
思う時が出てくることがあるのがわかってきました。
正しい音がわかってきたからこそ、自分で気づく機会も増えてきたのではないかと
思うのです。


さて。
そうすると第二の壁にぶつかりました。
正しい手首の振りをしているはずなのに、どうして音はちりめんになるのだろう・・・。
正しい手首の振りを練習していって、だんだん振りに慣れてきて、調子よくなって
速く振ってみたりすると、そのうちちりめんの音になってきてしまうのです。
それで、思い当たったことがあって、今回のレッスンはその点を先生に聞いて
みたかったのです。


「先生ー。
 結局、ちりめんと正しいビブラートの違いは手首の振りに問題があったのではなく、
 指に力が入っているか、力が抜けているかの違いではないかと思うのですがー」


その通りでした。
指全体がガチガチに固くなってかかってしまうビブラートがちりめんビブラート。
指先の1点のみ力がかかって、あとは指の力を如何に抜くかが正しいビブラートの
かけ方のポイントでした。


akishinの第二過程として、下記のことを認定したいと思います。
②指の力を抜いてビブラートをかける。


さらにちりめんビブラートと正しいビブラートの違いを分解していくと、
「音を聞く」以外に正しいビブラートがかかっているか、まちがっているかの
判断基準がわかってきました。


・正しいビブラートはコントロールできる。
・ちりめんビブラートはコントロールできない。 
どうコントロールできないかというと、速くかかってしまったまま暴走してしまうのが
ちりめんビブラートの特徴です。


つまり、私がビブラートを練習していて、「あれ?これちりめんになっているかな?」と
迷ったら、そのままビブラートをゆっくりしてみることにしています。
ちりめんの場合はコントロールが効かないので、ゆっくりかけることができません。
ゆっくりかけられなかったら、それは正しいビブラートではないということです。


ここまで気づくのになんと10年の歳月をかけてしまった・・・(TдT)
先生、知っているならもっと早く教えてくれればいいのにーー。
でも、何事も自分で気づくこと、自発的に取り組むことが必要だということですね・・・。


さて、第二過程に気づいたものの、10年近くちりめんをしてきた癖というのは
なかなか抜けません。しかも腕の振り方は今までとほぼ同じだったということに
なりますから、気を抜くとすぐに指に力が入ってしまうのです。
この癖を抜くために、丁寧にビブラートを意識して練習をしているというわけなのです。


で。
まだ練習過程なのですが、自分でもちょっとした変化がわかってきました。


たとえば。
正しいビブラートができてくると、自分が出せる音色が増えるらしい。
正しいビブラートができてくると、自分の出す音に余韻が残るらしい。


今までかけてきたつもりのビブラート(もどき)は余韻が残りませんでした。
弓が終わればプツッと音も終わり・・・Σ(゚д゚lll)
この余韻がだんだん残ってきたことがわかると、弓を最後まで使って折り返して
みようとか、余韻が残っている間に移弦してみようとか、いろいろ演奏中に
試してみたいことが増えました。


そんなことを考えていくと、今とってもビブラートの練習が楽しいのです・・・。


で、いつものことですが、新しいことができるようになったり、上手になった
気分になっているときは、調子に乗って家族に感想を聞いてみることにしています。
もっぱら母さまと姉さまに。


「最近、私のチェロの音、どうぉ?」
(どうかなーとか訊いたって、まだビブラート練習してから2週間しか経ってないんだけど)


母:いい音出してるわよー。
  ヨーヨー・マみたいな音よー。


`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!
そんなわけないでしょーーー!!
ヨーヨー・マの音、間近で聞いたことないでしょーーっ(#・∀・)コラー!!
この感想はほっときましょー。


もう一回尋ねます。
「最近、私のチェロの音、どうかなぁ?」


母:本当に変わってきたわよー。 
  空気を包み込むような音みたい。


ホントっ!?(´∀`*)ウフフ


姉:うん。少なくとも今までの緊張しているような音ではなくなってきた。


むむむ。
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)
この2人。時々妙に核心を突いたことを言うのです。


そうなのです。
確かに今まではガチガチに力が入って緊張した指でビブラートをかけていたのですから、
緊張している音だったのかもしれません・・・。
練習方法を教えていたわけではないのに、「緊張している音ではなくなってきた」とは・・・。
むぅ。あっぱれじゃー。


ちなみにGW後に姉に「ビブラートどうぉ?」と聞いたときには、
「なんかキモチワルイ」と言われていたのでした・・・(;´д`)トホホ…
むぅ・・・。この感性もあっぱれだぁぁー。
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特訓 [ビブラート]

今日はお腰のリハビリとトレーニングのため、午前中は地元ラン。
今日はお天気はいいけれど風が強いので、選んだコースは緑陰&公園コース。
11,5キロのコース。
お腰のリハビリのため、今日は無理のないゆっくりしたペースで走りましょう。


P1000056.jpg


GWの中平日のためか、午前中だったからか、広い広い公園はほぼ独占状態。
ゆっくり時間をかけて腰に良いストレッチやヨガポーズをしてみたり、
芝生にゴロンゴロン、グリングリンしてみたり、新緑とストレッチの
痛気持ちよさを満喫しました(´∀`*)ウフフ


腰も不思議。
朝起きたときは、まだ顎を引くと背中にツキンと痛みが走っていたのに、
ランニングと念入りなストレッチのせいか、張りはほぼほぐれて、
超回復。やはり、運動はよいのだなーー。


午後から夜まではビブラートの超特訓。
ショパンの3楽章に合わせて、すべての音ごとに、すべてのフレーズごとに
ビブラートをかけられるように、ひたすらひたすら同じところを練習してみました。


むむーーー。
なんだかコツが少しずつつかめてきた気がします。
ビブラートの練習をするにあたって、よく「自分の音を聴くように。いいビブラートと
悪いビブラートと音が違うでしょう」と言われてきたけれど、はっきり言って
良い音と悪い音の違いがわかりませんでした・・・。
だから、このブログでもよく、「正しいかどうかわからない」と愚痴をこぼしてきました。


しかししかし。
今日、猛特訓してみたら、違いがわかるのです!!!
びっくりです。


あ。今、ちりめんになってるとか、あ、この響きはいいとか。
この違いがわかるようになってきたというのはakishinにとって大進歩。
「できないところがわからない」状態から一歩抜け出たわけですからーー。


まだビブラートは練習過程ですが、この2ヶ月ほど悩んでいた、
正しいビブラートもできないし、ちりめんビブラートすらできなくなってしまったという
現象も今日は出てきませんでした。
手首をどう振ったらいいかわかないという状態から抜け出たのかもしれません。


ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
頑張るぞー。


明日になったら手首の振り方と力の抜き方を忘れてしまうのではないかしらーと
思うと、心配で寝れそうもありません。
この感覚を忘れないために、このGWはひたすらビブラートの練習だー。
山など行っている場合ではないかもしれないぞー!
タグ:ビブラート
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