SSブログ

土手ラン [ランニング]

先週の長距離に引き続き、長距離が走りたくなり、土手を走ることに決める。
20キロ走れちゃうかなー、でも暑いから10キロにしておこうかなー、
真ん中取って15キロを目指そうーなんて、走りはじめはルンルンである。


まぁ、最初は走りやすかったのですよね。
暑いけど、結構いけるじゃーん♪と思いながら軽快に走っていたのです。。。


4kmあたりから喉の渇きを覚える。
土手沿いにある水道で少し喉を潤してまた軽快に・・・
しかし土手も草がのび放題。
草いきれのモワッとしたところを走るのです。
風など全く感じません・・・。
日はどんどん高くなり、あ・つ・い。


5km付近。猛烈な喉の渇きを覚える。
もうこのあたりから景色を楽しみながらーなど悠長なことは言っていられない。
ひたすら自販機か水道だけを探しながら、走る。


6km付近。もう喉が乾きすぎて気持ち悪くなってくる。
土手沿いでサッカー試合をしている少年サッカーに頼んで
水を分けてもらおうか。。。などと考え始める。
もう走るどころではない・・・。危険水域であるΣ(゚д゚lll)ガーン


結局このあたりの土手沿いは家屋などがなく、全然自販機が
ないのである。走るのはあきらめて、結局徒歩で1km歩いて自販機
にようやく行き着く。ペットボトルを購入して一気飲み。


あぁ。
昨年はこんなんで熱中症もどきになり、結局姉様に自転車で迎えに
きてもらったんだっけかーなどと、あまり過去の反省が生かされていないことを
また反省しつつ、帰り用に念のためもう1本ペットボトルを購入。
今日はとにかく暑すぎる。
このまま折り返して帰ることにする。
どっちみち、これで折り返せば14~15キロのコースである。


しかし一度カラカラに乾いてしまった喉はなかなか癒されないのか、
或いはなんかもう身体の水分調整がおかしいのか、とにかく喉が渇くのであるー。


帰り用に買っておいたペットボトルも折り返し3キロ地点でへばって
一時補水休憩⇒ペットボトル空っぽ。


残り4キロ、ゆっくり走ろうー。
でも3kmでまた喉カラカラでへばって終了。
結局日陰が全くない土手コースで干からびて、最後は姉さまにまた電話して
ペットボトルを買いがてら、自転車で迎えにきてもらう・・・。
成長のない妹でごめんなさい。。。
走ることぐらい誰にも迷惑かけず、一人でできるように致しましょう。。。
(*´д`*)アハァ


富士吉田のレース、給水がとてもポイントになりそう。
初めてのフルマラソン時、最初の給水を失敗したけど、今回は給水失敗は
命取り。喉乾いてからでは遅いのだー。喉乾く前に給水すべし。


というわけで、今日のばてばて記録はこちら。
******************************************************
今日のランニング記録:
土手ラン12km+徒歩3km
12kmタイム:1時間23分42秒
平均心拍数:178
最高心拍数:194
消費カロリー:792kcal


1km:心拍数 159/タイム 5分50秒5
2km:心拍数 173/タイム 6分08秒0
3km:心拍数 178/タイム 6分08秒1
4km:心拍数 183/タイム 5分59秒1
5km:心拍数 184/タイム 5分50秒6
6km:心拍数 183/タイム 6分31秒0
1km歩く・・・
7km:心拍数 189/タイム 6分19秒8
8km:心拍数 168/タイム 6分08秒1
9km:心拍数 180/タイム 6分48秒4
1km歩く・・・
10km:心拍数 185/タイム 6分47秒8
11km:心拍数 167/タイム 7分27秒0
12km:心拍数 180/タイム 6分56秒9
1km歩く・・・
*****************************************************
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
お家帰ったら、左肩が真っ赤に焼けてしまっとるー!!!
日焼け止めにムラがあったらしい。
もう日に焼けちゃいけない年齢なのにぃー(´;ω;`)
タグ:ランニング
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

後輩君、上海へ行く [雑感]

今朝は家の最寄の駅で、同じ街に住む後輩君Toshiにばったり。
「akishinさん、大事な報告があるんですよー」と言う。


どうやら9月から上海に転勤するらしい。
3か月後に奥さんと子供が追いかけてくるらしい。


でも、昔から海外に目が向いていた彼のこと。
大変だけど良かったねーとお祝いすると、不安そうに嬉しそうに頷いていた。
彼は昔から素直なところがあって、前向きであってとてもいい。
いろいろなことをチャレンジだと、いい機会だと捉える性質だ。
見ていてとても安心するし、応援したくなる。


「嬉しいけど、でも5年も行くんですよー。帰ってきたら38歳ですよー」
なに。5年。。。
それは長い。。。
なに。38。
おぬし、そんなに歳とっておったのか。。。
(自分はさておき)


また一人、自分の道を進んでいく友がいる。
こうしてみんな、それぞれの人生を歩んでいくんだなーと。
私も頑張らないと。。。


Toshiと連絡を取りたい方、8月中に連絡を取られたし。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

肩甲骨と骨盤 [ランニング]

今日は涼しい。
夕方からの雨が心配されたが、雨も降らず、夜だから曇っていても
雨さえ降らなければ問題ない。皇居ラン日和である。


週末の相棒“よ”との合同ランの時に、相棒“よ”から指導が入っていたのだ。
“よ”の方が後からランニングを始めたのに、なんで“よ”から教えてもらうことに
なるのだろう。


悔しいが、ヤツは仕事が忙しくて時間がないから、時間をお金で買うのだ。
ランニングを始めるときに、ランニング教室みたいなので指導を受けたのだ。
「大人は時間をお金で買うのさ」とか言うのだ・・・。(# ゚Д゚) ムッカー


指導の内容はこんな感じ。
①腕を振る位置をもっと下にして振った方がいい。
②インターバル走法で練習した方がいい。


インターバル走法っていうのか知らないけど、一定区間をダッシュで走ったり
ゆっくり走ったり、スピードに緩急をつけて走る方法。体力がつくらしい。
とっても疲れるので、大嫌いな練習方法。
私は長い距離を走る方が好きなのーー。


でも、せっかくもらったアドバイスなので、いろいろ試してみることにする。


まず、腕の位置に気を付けて走る。
すると、どうでしょう。皇居1周目はぎこちなかったのですけど、2周目の中盤
ぐらいから、変化を感じ始めてきたのです。
いつもより脚が前に出やすいのです。いつも課題にしていた後ろ足を蹴り上げる
力が自然と出てくるので、軽快に前に足が出るのです。


なんでだろう。
その時はいつもより軽快に足が出る理由に思い当たりませんでした。
それで良く考えてみると、腕を自然に下に位置することによって、
たぶん肩甲骨を使って腕を振ることに成功したのだと思うのです。
肩甲骨が動くことによって、たぶん連動して骨盤も前後に動くようになったのだと
思うのです。
骨盤が前後に自然に動くようになったから、脚が前に出るようになったという
仕掛けです。


たぶんこれ、あたっていると思います。
初めて自然に肩甲骨が動き、連動して骨盤が前後に動いたような気がします。
この感覚忘れないうちに、また走らないと(;゚∀゚)=3ムッハー


さて、インターバル走法も、皇居2周目の終盤限定で久しぶりに試しました。
相変わらず苦しいじゃんーーー(TдT)


ダッシュ、ゆっくり、ダッシュ、ゆっくりをやって、3回目のダッシュをやろうとして
力尽きてそのままゆっくり走ってゴール。
次回のランは3回セットを目標にすることにします。。。


それにしても。
涼しいとこんなに走りやすいものなんだと実感。
今日はとっても快適に走れました。


でもですね。先週末の20キロランで、少し一皮むけたような気もします。
やっぱりいつもの苦しさ通り越してさらに苦しい体験をすると、何か一皮剥けるのです。
苦しさ通り越したおかげで体が軽くなったような。。。
何かそこには哲学らしい匂いがしますな。。。


今までは「走らなきゃ」という意識。
今週は「走りたい」という意識。
ちょと違うー。
チェロもそうかな。
「練習しなきゃ」と思ってるけど、やはり理想は「練習したい」。


そんなわけで、ちょっと数字も良くなった今日の記録はこちら。
******************************************************
今日のランニング記録:
皇居2週(10km)
10kmタイム:1時間1分22秒
平均心拍数:172
最高心拍数:193
消費カロリー:535kcal


1周目:心拍数 165/ 5kmタイム 30分39秒1
2周目:心拍数 178/ 5kmタイム 30分42秒9
******************************************************

タグ:皇居ラン
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

APA発表会リベンジに向けて・・・。 [チェロ]

今日は久しぶりのチェロのレッスンです。
遊びまくっているようにも見えますが、一応チェロの練習もしています・・・。
だって、9/3にAPAの発表会があるんですもの、
練習しなくちゃいけないんですもの(´;ω;`)


9月3日に弾こうとしているのは、3月の震災後のAPA発表会で弾こうとしていた
ショパンの第4楽章に加えて、ビブラート特訓で弾いていた第3楽章の2つ。


で、このところ第4楽章を改めて見直しているのですけど、当時気づかなかったことに
気づいたりするものなのですね。
当時は短期間でとにかく人前で弾けるように形にしなきゃというのだけで一生懸命で
1曲通して弾ければいいという感じでしたが、今回は改めて見直すと、ここはもっと
軽やかに弾きたいとか、ここはもっと強弱をつけたいとか、この1回目と2回目は
同じフレーズだけど変化をつけたいとか、いろいろ希望が出てくるのでした。


同じ曲を何回も弾くのはそういった、今まで気づかなかった点が見えてくるという
そういう変化が感じられるという点でもきっとよいのでしょうね。


でも、今、とっても悩んでいます。。。
1度弾いた曲なので、細部は全然弾けてないのに、なんとなくは弾けてしまうのです。
それで、さらい方がとっても雑になってしまうのです。
そんな雑な気持ちで曲に対峙してしまっているのが自分で悲しいなと。・゚・(ノД`)・゚・。


そんな雑な弾き方、取り組み方を克服できるか・・・
これは自分に厳しくなれない精神的な弱さとちょっと関係がありそうです。。。
こういったことが9月3日までの課題となりそうです。
タグ:ショパン
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

20kmラン [ランニング]

大変、大変。更新が滞ってるー。


そろそろ8/21の富士吉田火祭りロードレースを焦点に、調整していかなければ
なりません。走りこまなきゃいけません。
そういうわけで、大会前に少しは長距離を走らなければと、今日は
相棒“よ”と20kmの旅に出ることにしました。


私は河原を走るのが好きなのですけど、1km1km印が付いているし、
モチベーションになるというものです。
でも、今回は野川&深大寺コースをぐるぐる回って20km稼ごうというコースで、
こんなかんじ。


無題.png


久しぶりの20km。
しかも今まで10kmでヒーヒー言っているので、かなりスピードを落として
とにかく走り切ること第一目標で走ることにします。


でも、夏場のランは本当にしんどいです。
途中の補水休憩も相棒“よ”とペットボトル3,5本を消費しました(゚д゚)!
私はそれでも足りなくて、途中の公園で水道水を飲んだりと。
いったいどれだけ汗をかいているのでしょうー。


一つ不満なのは、私はなんだか心拍数がとても高い気がします。
相棒“よ”と走っていても、“よ”と私の心拍数の差は実に25~30の開きが
あるのです。


一緒に走っても苦しいのは私だけじゃん(´Д⊂ヽ
ということで、ラスト深大寺1周は別行動で相棒“よ”に試練の時を与えます。
私はヘロヘロ一人でのんびり走ることにします。


で、深大寺集合で走り終わって、かき氷のご褒美。
プラス50円でミルクもトッピングしてもらって、豪華かき氷をつっつきました。
美味しかったーキャッキャ(*´∀`) (´∀`*)ウフフ


とっても苦しい20km(でも実際測ったら18kmだった・・・)完走でしたが、
なんだかとっても充実した気分になりました。
本番まであと3週間。しっかり調整していきたいと思います!


で、今日のダメダメな記録はこちら。
**********************************************************************
今日のランニング記録:
野川&深大寺ラン(18.2km)
タイム:2時間18分01秒(ちょっとかかりすぎ~!)
平均心拍数:171
心拍数ピーク:187
消費カロリー:1197kcal
**********************************************************************


気づいたことは心拍数170~175台走ると、スピードもまずまずで、
心臓も楽に走れることがわかってきましたー。

タグ:ランニング
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

パウル・クレー展 [イベント]

今日もお仕事後、定時ダッシュε=ε=ε=ヾ(´∀`*)ノ イッテキマース
パウル・クレー展~終わらないアトリエ~に行ってきました。
実は美術館に金曜のお仕事後に行くのは初めて。
美術館には行きたいのですけど、美術館の混雑がとにかく苦手で、
土日はついつい行きたくなくなってしまうー。
それで金曜日のお仕事後はどうなんでしょうと、初めて平日の夜に行ってみたのだ。


しかし駅に着いた人は吸い寄せられるように美術館の方角へ。
平日仕事後に美術館に向かう人もそれなりに多いのでした・・・。
でも、土日よりはマシかな。
でも金曜夜は20時まで営業で、じっくり観たい派の私はすこぉし急ぎ足でぎりぎりの
時間だったのでした。


で、今日の目的はこちらの展覧会です。
無題.png


展覧会はこんな感じで構成されていて、今回はクレーの使う技法に焦点をあてて
クレーの絵画の特徴を説明してくれているのだ。


1:現在/進行形-アトリエの中の作品たち
2:プロセス1 写して/塗って/写して-油彩転写の作品
3:プロセス2 切って/回して/貼って 切断・再構成の作品
4:プロセス3 切って/分けて/貼って 切断・分離の作品
5:プロセス4 おもて/うら/おもて 両面の作品
6:過去・進行形“特別クラス”の作品たち


特に興味深いのはこのプロセス。
私が感じたことをまとめるとこんな感じでした。
あまりに素人目線で恥ずかしいんですけど・・・(∀`*ゞ)エヘヘ


【プロセス1で感じたこと】
クレーは素描からスタートした画家なんだとか。
素描で描いた絵を、版画を利用して紙に書き写すのがここでいう「転写」。
よく小さい頃、画用紙をクレヨンで真っ黒に塗りつぶして、それを裏返しにして
ボールペンとかで絵をなぞって新しい紙に絵を描きうつしたものだけど、
それを絵具でやっているようです。


それでですね。この転写がとても表現豊かなのですよ。
転写することでなぜか素描ではなかった奥行を感じたりもします。
或いは真っ黒に塗りつぶした紙を裏返す時点で新しい紙に汚れもつきます。
その汚れがまた作品に良い風合を出したりしているようにも感じられました。
或いはその汚れを作品の一部にして、蛾の羽の透かしとして利用していたりと、
とても興味深い使われ方をしているのでした。
このあたりでakishinすっかり興奮気味になってくるのでした(;゚∀゚)=3ムッハー


【プロセス2で感じたこと】
説明では「創造=破壊」とされていました。
よく画家は1度仕上げた作品にさらに色を塗りなおしたりーとか聞きますけど、
そういった行為と同一の行為なのかな。
素人akishinにはこの切断と再構成が作品にどういった新しい意味合いを
作り出すのか、少しわかりにくかったのでした。
切断する前の作品もいいし、切断した後の作品もいいし・・・。


【プロセス3で感じたこと】
これは1枚の絵を切断して、切断した1部を一つの作品にしてしまうのです。
これは写真のフォーカスに似ているなーと思いました。
面白いのは、切ることによって、作品のイメージというか焦点が異なるわけなので、
切っただけでテーマが異なる作品に生まれ変わったように見えることでした。
このプロセス3はakishiの興味をグッと惹きつけたのでした。


【プロセス4で感じたこと】
クレーの作品には表と裏に全く異なる絵が描かれているものがあるようです。
裏の絵を表に透けさせて見せる場合もありますし、全く異なる絵が書かれている
だけ(?)の場合もあるようですし、裏に絵が描かれていることを知らされていなくて
時代が経って、発見される場合もあるよう。
2次元の世界に「時」という3次元要素をもたらした・・・と。
何を考え作品を作っていったのか。。。
そんなことを想像しながらの鑑賞だったのでした。


ちょっと急ぎ足の鑑賞でしたけど、金曜夜に美術館行くのはやっぱり良い過ごし方かな。
また今度やってみよーと思った初めてのチャレンジ(?)だったのでした。
楽しかったな。。。(´∀`*)ウフフ
タグ:美術館
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

7月の読書記録 [図書館に行こう]

震災以降、通っていた図書館は20時閉館になってしまって、
通えなくなってきてしまった。
おまけに平日も週末も不在が多くて、ついに新聞の営業のお兄ちゃんにも
見放され、新聞の契約更新ができず、5月から新聞も取れていない・・・。
そんなわけで、すっかり活字不足になってしまった。


こりゃいかん・・・というわけで、リハビリがてら軽い本から読書。

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

  • 作者: 乾 くるみ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 文庫


本の内容は恋愛のマニュアルかと思うぐらいの恋愛本なのだけれど、
一応ミステリーなのである。そのトリックがわからなくて、最後愕然とするのだけど、
そのトリックを楽しむ本・・・。



大いなる聴衆 (創元推理文庫)

大いなる聴衆 (創元推理文庫)

  • 作者: 永井 するみ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2005/06/30
  • メディア: 文庫


これまた私にしては珍しくミステリー本。
ベートーヴェンの“ハンマークラヴィーア”というピアノソナタを巡っての
ミステリーなのだけど、これはおもしろい!
読み終わった後、ハンマークラヴィーアという曲を聴きたくなる本。
ハンマークラヴィーアを今後聴きたい曲リストに載せた。



シュガータイム (中公文庫)

シュガータイム (中公文庫)

  • 作者: 小川 洋子
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1994/04
  • メディア: 文庫



妊娠カレンダー (文春文庫)

妊娠カレンダー (文春文庫)

  • 作者: 小川 洋子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1994/02
  • メディア: 文庫


2冊続けて小川洋子の作品。
小川洋子の小説は『博士が愛した数式』しか読んだことがなくって、その本が
とっても良かったので、ずっと他の作品も読みたいと思っていたのだ。
だが、しかし。
小川洋子にとって『博士が愛した数式』が異色の作品で、彼女の作風は
もしかしたらもっと冷やかなのかもしれない。
読後、なんとも言えないキモチワルイ感が残るのである。
しかし、文章で使われる表現や言い回しはなんとも良い。引き込まれる。


まだ2冊しか読んでいないのだが、作品の多くが食べ物と関係している気がする。
「食べ物」の性質は本来、美味しいもの、幸せなものという印象が私にはあるのだが、
その「食べ物」がなんともグロテスク?に使われる。
本来温かい印象を持つ「食べ物」から得も言えぬ冷たさが伝わってくる。
読後感キモチワルイのだが、もうちょっと他の作品も読んでみようと思う。


・・・という4冊を読んで、だいぶ活字にも慣れてきた1ヶ月でした。
8月は読まずに放ってある浅田次郎あたりを読もうかなー。


タグ:読書
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

ゆりの里 [イベント]

週末の度に遊んでばっかりいるけど、今週末もまた遠出。
今度は待ちに待ったゆりの写真撮影大会なのです。
台風のおかげで百合の開花状況が少し遅れてしまい、もしや開花が
間に合わない?とか、天気は大丈夫?とか心配もあったのですけど、
前日の現地状況良好ということで、行ってまいりました!!


行ってきたのはここ。「富士見高原ゆりの里


ここは相棒“よ”が以前、写真を撮りに来ていて、その写真がすごかったので、
行きたい、行きたいとリクエストしていたとこ。
冬はスキー場として使われているところに、夏場はなんと500万本の百合を植えている
のですから、もう圧巻なのです。


広々とした園内は「白樺ゾーン」「ロマンスゾーン」「展望ゾーン」の3つのエリアに
分けられていて、それぞれ趣の異なった百合が鑑賞できるのです。

開園と共にまずは急ぎ足で「白樺ゾーン」へ。
IMGP3793.jpg
こんな風に白樺の森の中に鮮やかな百合が植えられています。
それはもう絵具をぶちまけたような鮮やかさなのです。


あまりにもかわいくってきれいで、ばかみたいに似たような写真を撮りまくるakishin。
家に帰ってよくみたら、まぁ駄作の多いこと、多いこと( ̄- ̄) シーン…


ここでは百合の根のてんぷらも食べれます。
甘くてホクホクしておいしいのです。そんなんで休憩をしながら、次のエリアに進みます。


次のエリアはジャーン!!!
IMGP3844.jpg
こんなに色鮮やかな「ロマンスゾーン」です。
青い空と白い雲と緑の森とお花畑!!!
夏です!夏だよーーーー!!


この薄いオレンジのゆりがかわいくって、必死になって撮りまくります。
IMGP3856.jpg


黄色もかわいいです(´∀`*)ウフフ
IMGP3866.jpg


強い日差しが照りつける中、干からびながらゆりを撮りまくるakishin
ソフトクリームを食べて一息ついて、次はリフトに乗ってきまーす。
ε=ε=ε=ヾ(´∀`*)ノ イッテキマース


おぉ。リフトを写真に撮るとブランコみたいでかわいいではないか。
IMGP3859.jpg


で、今度の風景はこんな感じ。
ほぼほぼユリは満開なのですけど、この黄色いエリアは手前がまだつぼみで
写真に撮ると手前がスカスカになってしまって、ちょっとうまくとれませんでした。
IMGP3884.jpg


でも一面黄色のゆりというのは圧巻なのです。
IMGP3908.jpg


さらにリフトに乗って、「展望エリア」に向かいます。
ちょっと高度が高くなっただけなのに、ゆりの咲き具合が違います。
展望エリアはまだつぼみが多かったなー。
IMGP3897.jpg


展望エリアは写真の撮りごたえがないので、また下のエリアに移って撮影大会。
今度はゆりそれぞれのお顔を丁寧に撮ることに夢中になって撮影です。


こんなのとか。
IMGP3917.jpg


こんなのとか。
IMGP3923.jpg
おぉ。バックがグリーンで、なんとも爽やかな色合い。。。
かわいーー ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ


そして、今日の一番の美人ちゃん。
これはゆりのお花が好きだとおっしゃっていたきゅーさんに。
IMGP3983.jpg


そんなこんなで爽やかとは言え、炎天下の中5時間近くも写真撮影と
ゆりの鑑賞にいそしんだのでした。
ゆりの鮮やかさと、なんとも言えない甘い香りに癒された休日でした。


このゆりの里、小淵沢ICからすぐで、7月中旬から8月中旬まで、ゆりを
楽しめるみたいです。夏休みの避暑とあわせてぜひお楽しみくださいーー。


で。
家に帰って、今日の写真撮影の成果を反省会。
むぅ。駄作が多いーーー(´・д・`)


で、相棒“よ”に「きれいー、かわいーだけじゃいい写真は撮れないのよー」と
教えを受ける。ちゃんと構成を考えて撮るようにーと。


はぁい(*´д`*)アハァ

家族旅行~鬼怒川・日光~③ [イベント]

見学も終わったところで、お数珠の説明をきく。
初めて聞くお数珠の使い方。


お数珠はどのお数珠にも大きな玉が一つついている。
この大きな玉は普段下に垂れ下がるように左手で持つわけだけど、
式場に入って着席するまでと、葬儀が終わってお坊さんが離席してから
式場を出るまでは、大きな玉を上に持ってきて、左親指で押さえるように
持つのだそうだ。それが魔除けになるんだそうだ。


普通にお数珠持って、家帰ってから玄関口で塩をふるのでは魔除けに
ならないんだそうだ。
へぇぇ。


それで、お数珠は一人ひとつもつものなんだそうだー。
家族間でも貸したりしてはいけないんだそうだー。


お数珠は持っているだけでお守りのようになるんだそうで、
お葬式以外はしまっておくのではなく、普段も鞄にいれたりして
持ち歩いているとよいのだそうな。
へぇぇぇ。


というわけで、父様と母様が旅行のお礼にお数珠を買ってくれた。
大きな玉のところに、私の守護仏の普賢菩薩が透かしで入っているの(´∀`*)ウフフ
なんと。お数珠を買ってもらって嬉しい年齢になってしまったか( ̄- ̄) シーン…
でも家族に買ってもらったモノって、肌身離さず持っているとお守りみたいな
気分になるからいいよね。
というわけで、お数珠をお守り代わりに鞄に入れておくことにきめたakishin。


さて。
最後におみくじをひくことにする。


おみくじ箱の前に立つと、なんとも不思議な感覚におそわれる。
とっても静かな充実した気分なのだ。
すーっと心が晴れていくかんじ。
なんだか奥にひきこまれていくような、しあわせな眩暈がする。


そんなキモチでひいたおみくじは、なんと大吉なのであった。
見てみて。この希望の満ちたおみくじを!!


花発応陽台 (花開きて陽もほかほかと)
車行進宝財 (車に積める宝の数々)
執文朝帝殿 (時の帝の覚えめでたく)
走馬聴声雷 (意気揚々と馬にまたがる)


残り半年、こんなふうに燦々と輝く1年になるのだろうか。


家族全員誰もがとても充実した気分になっていた。(と思う。)
皆が良い物を見たと互い互いに言い合いなが、雨がしとしと降る深い緑の杜を歩く。
DSCN0585.jpg


DSCN0587.jpg
菩薩様を初めて知った、静かで満たされた旅だったのでした。


タグ:家族旅行
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

家族旅行~鬼怒川・日光~② [イベント]

よくわからない仏教の社寺とかも解説がつくと途端におもしろくなる
ものである。
三仏堂には千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三体の仏像が
祀られている。千手観音は後ろに40本の手があって、それぞれが
25の世界を掌握しているから、40×25=1000で千手観音と言われて
いるんですよーなどと説明を受けながら、前に進む。


その中で、akishinはとりわけ次の仏様たちが心に残って印象的だった。
干支は十二支あるけれど、干支それぞれに守護仏という仏様が
ついているらしい。守護仏は全部で8人いて、その8体が輪王寺には
祀られている。8体の仏様が揃っているお寺は珍しいんだとか。


1人の仏様が2つの干支をお守りしているということもあるらしい。
で、下記がその十二支をお守りしている仏様。
括弧内は住職様の解説で私が覚えているもの。


子年生まれ…千手観世音菩薩(働き者が多い) 
丑年生まれ…虚空蔵菩薩(心が広い)
寅年生まれ…虚空蔵菩薩  
卯年生まれ…文殊菩薩
辰年生まれ…普賢菩薩(延命の神様、長生きする人が多い) 
巳年生まれ…普賢菩薩  
午年生まれ…勢至菩薩  
未年生まれ…大日如来(一番偉い、リーダーが多い)
申年生まれ…大日如来  
酉年生まれ…不動明王  
戌年生まれ…阿弥陀如来  
亥年生まれ…阿弥陀如来


へぇぇぇ。
なんだかそれぞれの仏様について、もっと知りたくなってきたので、
下記は別のHPから勝手に抜粋してしまったもの。


【千手観世音菩薩】
千本の手がありその手のひらすべてに眼が付いていることから千手千眼観音とも云われる。数限りない人々の苦悩を観音の大慈悲ですべてすくい救いとり、願い事を叶えるために千本の手があると云われている。


【虚空蔵菩薩】
虚空のように無限の知恵や功徳をもつ坩札である。また、破壊されることのない大空のように限りない利益を与えるとされている。この菩薩の心言を一日一万遍唱え、百日間続けると、一度見聞きしたことや覚えたことを忘れないと云われている。 


【文殊菩薩】
三人寄れば文殊の知恵と云われるように、知恵を象徴しており、普賢菩薩と共に釈迦の脇侍としてまつられている。文殊は、インドのバラモンに生まれ、釈尊の弟子になった実在の人物である。


【普賢菩薩】
この菩薩は、理性を象徴しており、元来女性であったが成仏して男性になったと云われ、一般に六牙の白象に乗って現れるこの菩薩は、人生の師として最高の境地に達した理想像と云われている。


【勢至菩薩】
この菩薩は、観音菩薩と共に阿弥陀如来の脇侍であり、観音が慈悲の立場から人々を救うのに対し、勢至菩薩は知恵の光をもって人々を救うとされている。


【大日如来】
大日如来は宇宙そのものであり、諸物の王者として君臨する意味からか、如来ながら菩薩の形をとる。金剛界大日如来:仏の智(精神)の世界を表す。胎蔵界大日如来:仏の理(物質)の世界を表す。の二つの形に表され、智徳を具現したもので、名称は違っても同じものであると考えられている。


【不動明王】
不動明王は、動かざる尊者という意味で、如来が教化しにくい衆生を救うために、見るからに恐ろしい形相をした姿で現れる。これは、人々を救い取るためには、いつも優しくするだけが能ではなく、ときには厳しく叱り、たしなめることも必要であり、そうした愛のムチ的役割を果たしているからと云われている。一般に「お不動さま」と呼び親しまれている。


【阿弥陀如来】
釈迦が悟ったことが我々を救うためのものであるということから、そのはたらきを実感させてくれる仏、それが阿弥陀如来である。そのはたらきの内容は「知恵と慈悲」で、すなわち知恵の光と慈悲のいのちは無量無辺で限りなし、という意味である。そして、いつでも、どこでも、我々を救おうとしている仏である。


へぇぇぇぇ。
こういう仏様に守られているんだー。
で、私もオンナノコである。占いとか運勢とか、やっぱり嫌いじゃない。
それで、そういうモノを見ると、よく「寅年の人に守られている」とか「寅年の
年長者からアドバイスあり」とか、そういう表記をよく見つけるのだ。
実際、実生活上でやっぱり私は寅年の人に守られていると思うので、
私は自分の干支以外に寅さんを特に大切に思っている。
それに青龍と白虎って同じ神獣だし。(と、姉さまが言った・・・)
まぁ、何かとご縁があるのだ。


そんな風に大事に思っていたら、今回寅さんと丑さん(これは相棒“よ”の干支)が
同じ守護仏だと知って、なんだか不思議な関係性を思わずにはいられなかったのだ。
よし。今後は虚空蔵菩薩様も大切にしよう。
(でも、たぶんすぐ忘れる。。。ので、ブログに書いておこうと思ったのだ)


あと少しなのだけど、また長くなりすぎたので、一旦UP。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。